友、イタリアより来たる

トリノから一時帰国した年若い友人と2年ぶりに再会。素敵なギフトボックスに入ったお菓子をお土産にいただきました。

マジパンでできたひとくちサイズの小さなトルテはチェリーやコーヒーなど、ひとつひとつに違った味わいがあり、なんともエレガント。ふわりとアニスの香りがするところが、まさにイタリアのお菓子の味。フランスのお菓子と違うところです。

友人はトリノの高級住宅地に住んでいますが、「いろいろね~、差別とか」と嘆きます。買い物にいくと、メイドさんに間違えられることもあるそう。これはきつい。よーくわかりますよ、その気持ち。
たくさんのイタリア人に日本語を教え、通訳としても活躍し、日伊文化交流にがんばっている元気な友人でも、そんなことがあるのね。というか、いまだに差別ってあるのか~と正直驚きました。

わたしがミラノに住んでいた25年ほど前はかなりのもので、ジプシーと間違えられるから長いスカートは穿かないほうがいいよ、とアドバイスされたことが昨日のことのように思い出されます。当時日本で愛用していたロングスカートを、結局一度も穿かなかった。どんなに時代が変わっても、やっぱりイタリアはクラス社会で、東洋人が生きることの難しさは相変わらずなんだな、とため息。
素敵なところもたくさんある国ですけれどね。

アニスの甘い香りに包まれながら、「がんばれ~」と心の中で声援を送りました。