沖縄の聖地は強かった!

沖縄最大の聖地と言われる、世界遺産の「斎場御嶽」と久高島に行ってきた。初日、天気は薄曇り。空港から知念村のフェリー乗り場まで車で行く。

久高島

本当は先に斎場御嶽に行くのが「正しい」順番らしいが、時間の関係で、神の住む島、久高島に出発。30分ほどで到着し、さっそく自転車を借りる。

沖縄創世神話のひとつ、七つの種の入った黄金の壺が流れ着いたと言われる伊敷浜。曇っていたせいだろうか、鳥肌の立つような霊気が立ち込めている。晴れていたら、気持ちのいい浜なのか、それとも・・・?

珊瑚やきれいな貝がたくさん落ちている。拾ってはみるが、持って帰ってはいけないような気がして、やめた。後で知ったことだが、地元では久高島のものは、なにひとつ島の外に持ち出してはいけないそうだ。

次に沖縄七嶽のひとつで、男子禁制の「クボー御嶽」へ。足を踏み入れた途端、ふわりと優しい気が・・。あたりの木々の根や枝振りまで女っぽくて、エレガント。

クボー御嶽

沖縄は女が守り神とされている土地で、神官は古代から女性だったそう。沖縄の神事をつかさどるノロという役職は、久高島に生まれ、島の男と結婚した女だけが就くことができるという。

だからだろうか、久高島は、優しいけれど底知れない強さを秘めているようにも感じられる。

翌日は美しい晴天に。宿泊したホテルの支配人の方のガイドで斎場御嶽へ。入り口に、禊をしたという泉がちゃんとある。

戦前は、一般人は入ることができなかった琉球王朝の王家のウタキ。いまでも地元の人たちは入り口で参拝するだけの人が多いそうだ。

斎場御嶽久高島

 

ウタキ岩

最奥にはすごい岩磐が!

ここも明らかに女性の聖地なのだ。ここを発見した古代人は、さぞ驚いたことだろうな・・・。

遥拝所

岩磐の奥に久高島の遥拝所がある。古来、ここからこの島を拝んだのだ。

パワフルな聖地の多い沖縄は、凝縮された「祈りの土地」だった。むやみに、そして気軽に行ってはいけない、そんな気がしてならなかった。

沖縄聖地めぐり、詳しくはハーパース・バザー日本版8月号(6月28日発売)の連載コラム「心のデトックス」にて。